電気の料金計算と契約タイプを最適化して節約額で結果を出す。

kounetuhiryoukin

どうも じゅんぱ店長(@junpa33)です。

 

電気料金については、電力自由化の効果がありコストダウン効果を見込めます。

けれどもその前に、

今の状況での色んな工夫で削減効果を見込めることがると思います。

まずはそれを行ってからの「自由化効果」を図っていくことで、より節約された料金になるかと思います。

 

この記事では、電気料金の基本的な計算方法を確認していきます。

 

電気の料金計算をするため契約内容を知る

 

毎月支払っている電気料金。当店所在が関西地域なので、関西電力を参考実例として解説してゆきたいと思います。

各地域電力会社とは多少のニュアンスの違いがあるかもわかりませんが、エッセンスを読み取って頂ければと思います。

 

主だった主契約の種類は大きく分けて従量電灯、低圧電力、高圧電力と特別高圧電力になります。

 

1Kwhとは、1,000Wの電器器具(100Vの電圧で10Aの電流を消費)を1時間使った時の消費量を表します。

100Wの照明器具であれば10時間使い続けた消費量となります。

 

 

従量電灯の契約タイプ

従量電灯にはタイプAとタイプBがあります。

一般的には、Aは家庭用 Bは家庭用(使用料の多い家庭)から店舗・事務所向けとの位置づけです。

同時使用電力が6KVA つまり100V電器製品を合計6、000W同時に使うことがあれば、従量電灯Bの契約対象となります。(基本的に従量電灯Aは6KVA未満までの契約です。)境界線は、電力会社との話し合いです。

 

毎月の電力使用量が400Kwh以上あれば、契約がタイプAの方はタイプBに変更したほうが電気料金の節約になります。(平成30年12月の料金単価時点)

 

東京電力アンペア契約方式

 

東京電力などはアンペア契約となっています。

関西電力の従量電灯B契約は、東京電力では、従量電灯Bの60A契約か従量電灯Cに該当します。

 

悩める君

東電の場合は、従量電灯C契約ですよね。
電気単価が少々高いですね。

 

東京電力の場合は関西電力と比べて、電力の基本料金は安いですが、使用料単価が、高く設定されています。

3段階料金制度

 

料金制度はピラミッド式になっているとお考え下さい。

従量電灯A
基本料金 1契約 334.82円
第1段階 15kwhから120kwhまで 1kwh 19.95円
第2段階 120kwhから300kwhまで 1kwh 25.33円
第3段階 300kwhから 1kwh 28.76円

 

従量電灯B
基本料金 1KVA 388.80円
第1段階 120kwhまで 1kwh 17.59円
第2段階 120kwhから300kwhまで 1kwh 20.82円
第3段階 300kwhから 1kwh 23.77円

使用料が多くなればなるほど料金単価が高くなります。

 

従量電灯Bの契約電力は照明器具の数、コンセントの数、各個室の単独の小型ルームエアコンの数などの計算要素があります。

 

東京電力アンペア契約 従量電灯C

 

東京電力の従量電灯C 料金表

従量電灯C
基本料金 1KVA 280.80円
第1段階 120kwhまで 1kwh 19.52円
第2段階 120kwhから300kwhまで 1kwh 26.00円
第3段階 300kwhから 1kwh 30.02円

 

6KVA契約で月500kwh使用した場合、

関西電力は¥12,945.2 東京電力は¥14,711.2 となります。

東京電力のほうが、より電力使用量の節約の影響は大きいということになります。

低圧電力の契約

 

低圧電力
基本料金 1kw 1,058.40円
電力量
料 金
夏季 1kwh 14.35円
夏季以外 1kwh 12.90円

契約電力は、基本的に空調機等の使用機械設備の出力量によります。

契約の使用用途が、店舗空腸設備の電力のための契約です。

 

東京電力アンペア契約 低圧電力

 

低圧電力
基本料金 1kw 1,046.52円
電力量

料 金

夏季 1kwh 17.06円
夏季以外 1kwh 15.51円

 

高圧電力と特別高圧電力の場合

 

同時使用容量が50kw以上の使用の場合となります。

電力消費の多い会社や店舗・工場・施設向けとなりますので、今回のテーマとは少しかけ離れます。

 

まとめ

このブログでテーマにしている「小さなお店」が抱える電気料金問題は、電力会社との契約が従量電灯B、空調の契約が低圧電力 というのが多いかと思います。

当店もまさにその契約をしております。

 

料金体系を知っておくことで、どこの部分を削減すると、どれだけ電気代が下がるかがわかってきます。

 

こちらの記事も参考になります。↓

「水道光熱費の節約は目標を持って取り組む!その金額が利益です」

「LED照明で電気代節約。毎月1万円は削減したい時に読む記事」

 

最後までお読みいただきありがとうございました。