こんにちは、じゅんぱ店長(@junpa33)です。
今回の記事は、
ブラインドが、故障して修理が必要になった時の交換部品と、あれば便利な修理道具の紹介です。
入手のしかたも紹介します。
ブラインドのメーカー的には、タチカワ品が中心の話となりますが、
専用パーツ以外は他のメーカーのブラインド修理に対しても参考にしていただけると思います。
コンテンツ
ブラインドの故障個所別の交換部品と修理道具
ブラインドの修理なんて普通はそんなにあるわけではないので、何を準備したらいいのか良く解らない方が多いと思います。
最近たまたま、自店で取り付けてあるタチカワブラインドが、「故障個所のバリエーション多く」一斉に壊れてくれました。
素人の自分が、自分で修理しようと立ち上がり、悪戦苦闘行ってきました。
その体験記をブラインドが故障する5パターン 自分で直す実際の修理方法を解説します。
に書きましたが、
この記事では、交換パーツと修理にあればいい道具をまとめています。参考にしてみてください。
昇降コードの擦り切れの修理の場合
擦り切れそうな昇降コードを取り替え修理する時に必要となる部材です。
交換部品
必要な交換部品は昇降コードです。
そのほか、ストッパー・パーツの点検で不具合が見つかればストッパー・パーツの交換も必要になると思います。
タチカワブラインド純正昇降コード1.7mmφ
TRUSCO(トラスコ)ブラインドコード白2mmx30m
昇降コードはどちらか一方でOKです。
どちらを選択するかについては、修理するブラインドの左右ある昇降コードを同じものにするのが良いでしょう。
参考記事:タチカワブラインド 途中停止しないストッパーを検証する
タチカワの純正昇降コードの入手の仕方は、「タチカワブラインド純正部品の入手方法」で確認してください。
修理道具
あれば便利な修理道具です。中には必須のものもあります。
着火ライター(新旧コード溶着用)は必ず必要です。
ラジオペンチ、マイナスドライバー大と小 の工具は一番使い勝手がいいです。
着火ライターは、新旧の昇降コードを溶着させるために必須です。
修理道具リスト(準備例)
- 着火ライター
- ラジオペンチ
- マイナスドライバー大
- マイナスドライバー小
ブラインドが途中停止しない時の修理の場合
ブラインドが途中で停止しなくなった時に必要となる部材です。
交換部品
必要な交換部品はストッパー・パーツです。
昇降コードが左右違うメーカーだった場合、ストーパーの噛みあい不良で、ブラインドの左右どちらか側がスーッと下がっていく場合は、左右とも同じメーカーの昇降コードに合わせることが必要になることがあります。
タチカワブラインド純正ストッパー・パーツ
タチカワブラインド純正昇降コード1.7mmφ
ブラインドの途中停止不良は、ストッパー・パーツの不良という場合と、昇降コードが上手くあっていないという場合があります。
参考記事:タチカワブラインド 途中停止しないストッパーを検証する
タチカワの純正昇降コードの入手の仕方は、「タチカワブラインド純正部品の入手方法」で確認してください。
修理道具
あれば便利な修理道具です。中には必須のものもあります。
紐とおし、縫い糸(チルトギア、ワンポールで昇降コードを通す用)
ゼムクリップ(昇降コードをストッパーの中を通す用)
ラジオペンチ、マイナスドライバー大と小
修理道具リスト(準備例)
- 紐とおし(ダイソー)
- ゼムクリップ(小から中のもの)
- 縫い糸(ブラインドワンポールの長さ+30cm程度)
- ラジオペンチ
- マイナスドライバー大
- マイナスドライバー小
羽根が回らない時の修理の場合
ブラインドの羽根が回らなくなった時に必要となる部材です
交換部品
必要な交換部品はチルトギアです。
チルトギアは一見、白い色のみでカラーパーツでは無い様に見えますが、
チルターカバーというチルトギア内のパーツに色が付いています。
ですので、チルトギアを入手する際には「カラー指定」が必要になります。
タチカワブラインド純正チルトギア
タチカワの純正昇降コードの入手の仕方は、「タチカワブラインド純正部品の入手方法」で確認してください。
修理道具
チルトギアに昇降コードを通す作業は、色んな修理のケースでも行われる作業になります。その分、紐とおしの使用頻度も多いということです。
紐とおし(チルトギア、ワンポールで昇降コードを通す用)
ラジオペンチ、マイナスドライバー大と小
修理道具リスト(例)
- 紐とおし(ダイソー)
- ラジオペンチ
- マイナスドライバー大
- マイナスドライバー小
昇降コードが完全に切れた時の修理の場合
昇降コードが完全に切れてしまった時に必要となる部材です
交換部品
必要な交換部品は昇降コードです。
タチカワブラインド純正昇降コード1.7mmφ
TRUSCO(トラスコ)ブラインドコード白2mmx30m
昇降コードはどちらかを選択します。
どちらを選択するかについては、修理するブラインドの左右ある昇降コードを同じものにするのが良いでしょう。
参考記事:タチカワブラインド 途中停止しないストッパーを検証する
タチカワの純正昇降コードの入手の仕方は、「タチカワブラインド純正部品の入手方法」で確認してください。
修理道具
あれば便利な修理道具です。
ゼムクリップ(中)(羽根の穴に昇降コードを通す介助用)
ゼムクリップ(小から中)(昇降コードをストッパーの中を通す用)
紐とおし、縫い糸 (チルトギア、ワンポールで昇降コードを通す用)
ラジオペンチ、マイナスドライバー大と小
修理道具リスト(例)
- ゼムクリップ(中)
- ゼムクリップ(小から中)
- 紐とおし(ダイソー)
- 縫い糸(ブラインドワンポールの長さ+30cm程度)
- ラジオペンチ
- マイナスドライバー大
- マイナスドライバー小
上部の羽根がねじれた時の修理の場合
交換部品
この修理については交換部品はありません。
(羽根が酷く曲がってしまった時は、羽根を交換するひつようがあるかもしれません。ケースバイケースで)
修理道具
あれば便利な修理道具です。
ラジオペンチ、マイナスドライバー大と小
修理道具リスト(例)
- ラジオペンチ
- マイナスドライバー大
- マイナスドライバー小
交換する部品の入手のしかた
タチカワブラインドの交換部品は、基本的に注文取り寄せになります。
タチカワブラインド純正部品の入手方法
タチカワブラインドは基本、オーダーメード形式での製品管理をしているようです。
製造年や製品特徴(品名やカラー)など覚えていなくても大丈夫です。
ブラインドに付いているロット番号で製品を識別できる
ブラインド本体に貼られたシールを確認することで、製品のロット番号が分かります。
そのロット番号をメーカーのタチカワに知らせることで、その商品情報が分かるような仕組みになっています。
もちろん、修理するブラインドの情報を口頭で伝えても大丈夫ですが、商品確認のやり取りが面倒ですよね。
ロット番号〇〇の昇降コード△△メートル
ロット番号〇〇のストッパー
ロット番号〇〇のチルトギア
などと注文すればOKです。
交換部品をどこに注文すればいい?
おすすめの注文先は、タチカワブラインド取り扱いインテリアショップです。
全国各地の取り扱いインテリアショップがタチカワブラインドのHPに掲載されています。
(コロナ禍で現在、休廃業されているところもあるようです。R3.11末現在)
(タチカワブラインドの販売店検索ページ)
メーカーの全国の問い合わせ先は、タチカワのHPのこちらに掲載されています。
(外部サイト)タチカワブラインドの全国のショウルーム・営業所拠点
メーカーからの直接修理を希望する時は、メーカーの各営業所へ連絡します。
一般市販部品の場合
タチカワブラインドの修理のための交換部品で、一般市販で使えるものはそんなに多くはありません。
昇降コードは、経年使用のストッパー・パーツの摩耗減耗状況で、使える使えないが変わると思います。
参考資料:タチカワブラインド 途中停止しないストッパーを検証する
入手先は、amazon、楽天、Yahooが入手のタイムラグが少なくていいでしょう。
TRUSCO(トラスコ)ブラインドコード白2mmx30m
TRUSCO(トラスコ) ブラインドコード 白 2mm×30m 8つ打タイプ R-230B
交換部品の入手方法のまとめ
ブラインドを構成している各部品は、各メーカーの独自規格のものが殆どです。
そのため、修理の交換部品は何かしら似たものでと思っても、上手く代用が効かないことが多いです。
特に、タチカワブラインドの場合は、基本オーダーメードでの製作になっているので、
amazonや楽天でも一般市販として流れていることがほぼ無いようです。
「似たものでパーツ」で、二度手間三度手間の修理作業とならないように、
少し入手に時間がかかりますが、純正の交換部品を使用した方が結局は、
「作業時間」も短くて、「メンタル」も痛めなくていいように思います。
今回の記事はここまでです。 最後までご覧いただき有難うございました。