今や、メールに次いでインターネットFAXは、相手との通信手段において重要なものになっています。
紙ベースではなく、資料をデジタル管理できるこのサービス。
自社自店に導入するに当たって、 相性のいいサービス会社とプランの見つけ方・選び方を解説します。
こんにちは、じゅんぱ店長(@junpa33)です。
インターネットFAXを導入したいとお考えでも、「イ・マ・イ・チ プラン内容が良く解らない!」と、
二の足を踏んでいる方も多いのではと思います。
「便利なのはわかっているけど、割高になるのはちょっと・・・」とか
今回の記事の内容は、
「FAXに掛かる馬鹿にならない通信費・用紙代など、その経費をもう少し何とかできますよ。」という経費削減につなげる話です。
経費削減面での結論は、
FAXの送受信を月に1,000枚以上使われる方は、「MOVFAX」
ほぼ少ないFAX利用月に送受信150枚程度という方なら、「eFAX」
ということになります。
でも、これは単なるコスパ論で、アナログとデジタルの比較はこんなことだけではありません。
本質的に、『インターネットFAX』は『電話回線FAX』と大きく異なる所は、通信の利用回線の話ではなく、
- いつでもどこでも、外勤勤務(例えば営業マン、SEの方など)への「記述された資料」ベースの連絡ツールになる
- 音声でなく、メール文でもないPDFという形で必要資料を、瞬発性があり確実に伝えることの出来る連絡方法
ということです。
この利便性は、単なるコスパ論だけで済ませてはいけないところだと思います。
同じインターネットFAXでも、そこは、より自社・自店に適切なサービス内容を選ぶべきです。
コンテンツ
いまさら聞けない!インターネットFAXとは
インターネットFAX(ネットFAX)とは、パソコンやタブレット・スマートフォンによって、インターネット回線を使ってFAXを送受信することです。FAXの紙媒体なしで情報のやり取りが出来るようになります。
「パソコンがない方は諦めてください。」って、そんな方はいないですよね。
利用すれば、どんなメリットが出るの?
このインターネットFAXを利用すれば、外出先でもメールやWebブラウザで受信して確認することが出来るようになります。
従来のFAXとは何が違うのか、何のメリットが、というと、もう、お分かりのように
経費削減の効果>>
- FAX用の電話回線が不要になる
- ファックス機(プリンター複合機)が要らなくなる
- ファックス機消耗品のインク・トナー、感熱用紙・普通紙が要らなくなる
- 1送信ごとに掛かる通信費(最低8.8円以上)が不要になる。
- ファックス機の保守管理費が不要になる。
- 人件費(送信作業時間)がほぼ無い
業務改善の効果>>
- 紙出力でなくて、PCに直接デジタル受信(入力)されるのでデータ管理業務がシームレスになる。
- 外勤社員との情報伝達で、言った言わないが発生しない。確実に伝えられる。
- FAX帰社が無くなり、無駄な移動時間を節約できる。
どれだけ経費削減と業務改善できるのか、合計計算が面倒くさくなるほどです。
では、今すぐインターネットFAXにしよう!?
いやいや、そこはちょっと一考してください。
現在使っているファックス機の使用期間やランニングコスト計算で、それぞれの職場単位での導入判断をする必要があります。
新機種を導入したばかり、リース残がたくさんあるとか、
電話回線契約で違約金が発生するとか、
切り替えのタイミングを考えて実行することが必要です。
また、外勤社員の方の「仕事に追っかけられプレッシャー」へのメンタルフォローも十分行ってください。
従来の電話回線FAXからインターネットFAXに変更するときには、当然、
『自社・自店のFAX電話番号が全く変わってしまう。』ことを
事前に関係先に連絡しておくことも重要です。
選びベタでも大丈夫<現状のFAX利用条件からの>
インターネットFAXサービス主要6社のプラン選定
導入予定先での業務改善の指標は全く分かりませんので、
ここからは、導入コストについての視点で比較対象していきたいと思います。
インターネットFAXサービス主要6社
このほかにも、このインターネットFAXサービスを行っている会社は十数社あります。
少々乱立気味ではありますが、この主要6社で選定しておけばプラン内容的にも大丈夫だと思います。
「秒速FAX」は受信と送信が別契約になっています。ここでの送受信についてのデータ比較上の表記は「秒速FXPlus」として代表名表示しています。
インターネットFAXの利用料金内訳
インターネットFAXの利用料金の内訳については、
- 初期設定費用
- 月額基本料金
- 受信料金
- 送信料金
となっています。
初期設定費用については、各社ほぼ横並びの税込み1,100円程度です。
月額基本料金については、各社プラン設定によって価格がマチマチです。
初期設定費用と月額基本料金は定額です。
利用の多少にかかわらず、基本料金は定額掛かってきます。
サービス各社とも、どの部分の料金要素が利用料金に大きく違いを生んでくるのか?
それは、『ズバリ!受信料金』です。
送信料金のように思えますが、ほぼ各社、1ページ10円前後で、無料枚数枠もほぼありません。
つまり各社間で送信料金の格差はあまりないということです。
今お使いのFAXの利用内容で、送信量と受信量どちらの枚数が多いでしょうか?
多くの方が、受信量の方が多いと実感できるでしょう。
つまり、その受信の料金が、各社の利用料金格差を生んでくる訳です。
FAXの利用方法からの条件選び
受信料金と送信料金の比較で、サービス会社とそのプランを選択していきます。
利用者の使用状況で、この2つの利用料金を変化させることが出来るからです。
けれども、受信料金はユーザー自身が主体的にコントロールすることは難しい部分でもあります。
そこで、サービス選定のポイントとして、受信料金をどれだけ安くできるかを切り口として考えて行きます。
FAXの受信枚数によって、受信料がかかる。
つまり、単に広告FAXを受信するだけでも料金がかかる場合もでてきます。不必要な受信で、経費としては「悔しい費用」になってしまう可能性も出てくるわけです。
- 受信料金無料
受信枚数どんとこい的なプラン設定が必要な業態の場合です。
FAXが業務のカナメ的な職場を想定します。 - 受信1000枚無料
受信無料に準ずる場合です。1日33枚ほどの受信枚数。
業務での対外通信手段がまだまだFAX中心の職場です。 - 受信100~150枚無料
ほぼ無駄受信のない場合です。1日3枚から5枚ほどの受信ですとメール移行も進み、FAX利用度もそうは多くない職場の場合を想定します。 - 1000枚受信600枚送信する
主要6社で、1000枚受信600枚送信したときの料金はどうなるかを検証します。 - 250枚受信200枚送信する
主要6社で、200枚受信200枚送信したときの料金はどうなるかを検証します。 - 100枚受信100枚送信する
主要6社で、100枚受信100枚送信したときの料金はどうなるかを検証します。
受信料金無料の場合
このプランでの送信料の無料設定はありません。
送信料金は1枚単位で料金が設定されています。
けれども、別部分で、設定されているプランのプラスαのメリットがあります。
- 「秒速FAX」の場合は 1枚あたり 10円
送信コストは業界でも最安値クラスです。 - 「メッセージプラス」の場合は 1枚当たり 16円
送信コストは割高系ですが、契約時のメリットがあります。
早速、この2社を比較してみます。
これより一見して秒速FAXの方が、「たぶんお安いだろう。」と想像しますが、
実は、利用開始時の契約特典で、「メッセージプラスの年払」が「秒速FAX」よりも有利になっていることが分かります。
結果、
・送信枚数30枚なら194か月間、50枚なら28か月間、100枚なら8か月間「メッセージプラスの年払」が「秒速FAX」よりも安くなります。
「メッセージプラスの年払」契約時の3,000pt(3,000円相当)の効果が大きいです。
・送信枚数が150枚以上になるとほぼ「秒速FAX」が有利になります。
結論!
受信料金無料プランでの、この2サービス「メッセージプラス」と「秒速FAX」の評価としては、
送信枚数が月50枚ほどの場合は、2年半の利用期間で メッセージプラス が割安でおすすめです。
送信枚数がそれ以上に多い場合は、 秒速FAX と契約した方がコスト的に良い結果になると思います。
このプランでの送信料の無料設定はありません。
1枚単位で料金が設定されています。
- 「MOVFAX」の場合は 1枚あたり8.8円
送信コストは業界でも最安値です。 - 「faximo」の場合は 1枚当たり 15.4円
MOVFAXについては契約時の特典もあります。基本料金30日分が無料になります。
この「MOVFAX」と「faximo」の類似プラン比較では、
初月から以降「MOVFAX」の料金設定の方が安価な設定になっていることが分かりました。
結果、
「MOVFAX」のスタンダードプランが、「faximo」のプランに対して完勝という結果になりました。
「MOVFAX」のプレミアムプランはIDが5つ設定できるプランになりますので、今回の比較はスタンダードプランで行いました。
結論!
この受信量1,000枚まで無料での、2サービス「MOVFAX」と「faximo」の評価としては、
送信料金が業界最安の MOVFAX が絶対おすすめです。ダントツで安くなります。
更に基本料金30日無料も魅力的です。
faximo も受信料金1,000枚無料ではありますが、送信料金が安くないのが残念です。
ここは、 MOVFAX の一択になります。
このプランには送信料金の無料設定があります。
送信料金は1枚単位で料金が設定されています。
送受信の無料設定の枚数が一番小さいプランですので、特に無料受信枚数に注視する必要もあります。
eFAXは無料受信枚数が毎月150枚まで、
jFAXは無料受信部分が毎月100枚となっています。
この「eFAX」と「jFAX」は同じ企業が運営しています。
「eFAX」の機能限定版が「jFAX」という側面もあり
サービス内容のレスオーダーで利用価格差あると判断していいと思います。
- 「eFAX」の場合は 1枚あたり 11円
送信料金は毎月150枚まで無料です。
送信コストは業界でも最安値クラスです。 - 「jFAX」の場合は 1枚当たり 11円
送信料金は毎月50枚まで無料です。
送信コストは業界でも最安値クラスです。
eFAXの無料送信枚数が150枚あるので、月額料金的にはeFAXの方がずっと良いような気もしますが、
実は、月額基本料金が少々割高なので、月50枚強の送信枚数では「jFAX」が「eFAX」に対して健闘しています。
結論!
この受信料100から150枚無料での、2サービス「jFAX」と「eFAX」の評価としては、
送信枚数が少ない場合は、eFAXの年払いでなければ jFAX がおすすめです。
ただし送信枚数が月150枚を超えてくると eFAX ががぜんオトクになります。
この eFAX と jFAX はサービス内容に差がありますので、
自社・自店の利用方法からのサービス内容によって、決めることも必要です。
同一条件で、6社の各プランでの利用料金がどうなるかを判断します。
この「1000枚受信600枚送信」は、業務上FAXを頻度多く利用しているケースになると思います。
各社とも個別ケースで料金プランの特徴を出していますので、有利不利はあると思います。
頻繁なFAX利用に特化した料金プランを設定している会社が有利になると想定できます。
6社プランに条件セットすると、
この様な料金が計算されます。
初期契約時の特別価格は各社対比(条件合わせ)のため加味していません。
グラフ化するとこのようになります。
やはり、大量受信に対応したプランを持つサービス会社の利用料金が「パチッとハマって」いるようです。
MOVFAXの料金はeFAXの半額以下で収まってしまいます。
結論!
この1000枚受信600枚送信では、FAXの頻繁利用を想定したプランを持つサービス会社が有利となりました。
実際、この「1000枚受信600枚送信」が必要な方は、この MOVFAX を利用されることをお勧めします。
インターネットFAXのサービス会社を決定する上では、単に送受信単価や基本料金だけを見るのではなく、
自社、自店が実際に今までFAXを使っていた、その利用状況に合ったプランを選定する必要があるということです。
サービス内容が過剰であったり不足していたりしていてもそこには無用な経費が付随しているということになります。
同一条件で、6社の各プランでの利用料金がどうなるかを判断します。
この「250枚受信200枚送信」は、業務上FAXを利用するが、メールその他の別の通信手段も利用しているケース、あるいは業務として発展途上にある事業所などかと思います。
各社とも個別ケースで料金プランの特徴を出していますので、有利不利はあると思います。
このケースでは先ほどとは逆に、FAX利用の中規模の頻度に特化した料金プランを設定している会社が有利になると想定できます。
6社プランに条件セットすると、
この様な料金が計算されます。
初期契約時の特別価格は各社対比(条件合わせ)のため加味していません。
グラフ化するとこのようになります。
やはり、中規模受信に対応したプランを持つサービス会社の利用料金が「パチッとハマって」いるようです。
ここでもMOVFAXの料金が一番リーズナブルの設定になっています。
結論!
この中規模受送信「250枚受信200枚送信」では、やはりこの範囲のFAXの利用を想定したプランを持つサービス会社が有利となりました。
実際、この「250枚受信200枚送信」が必要な方は、この MOVFAX、メッセージプラス、秒速FAX を利用されることをお勧めします。
各社で行われる契約促進キャンペーンによる特別価格があれば、料金差を吸収できる可能性も考えられるでしょう。
同一条件で、6社の各プランでの利用料金がどうなるかを判断します。
この「100枚受信100枚送信」は、FAXの利用が少ない使い方になります。あるいはプライベート利用も想定できると思います。
このケースでは、FAX利用の小規模の頻度に特化した料金プランを設定している会社が有利になると想定できます。
この様な料金が計算されます。
初期契約時の特別価格は各社対比(条件合わせ)のため加味していません。
グラフ化するとこのようになります。
やはり、小規模受信に対応したプランを持つサービス会社の利用料金のコスパが良いようです。
eFAX、jFAXが選択肢としていいようです。
メッセージプラス/年払は、初月の初期費用が掛からないのでその分初月利用料金が安くなっています。
結論!
この小規模受送信「100枚受信100枚送信」では、やはりこの範囲のFAXの利用を想定したプランを持つサービス会社が有利となりました。
実際、この「100枚受信100枚送信」が必要な方は、この eFAX、jFAX を利用されることをお勧めします。
「eFAX」・「jFAX」 を選ぶには、自社・自店の現状のFAX利用実態を見た上で、「このサービスがどこまで必要なのか?」をまず検討されるといいでしょう。単純に価格的には「jFAX」が有利です。
各社で行われる契約促進キャンペーンによる特別価格があれば、料金差を吸収できる可能性も考えられるかもしれません。
インターネットFAXサービス 主要6社プラン詳細
インターネットFAXサービスを決める時に、一番に重点に置くポイントは利用料金ですが、
それ以外に「ユーザーの利便性を高めるサービスがどれだけあるか?」にも注目しなければいけません。
そこで、ここではそのポイントを中心に見ていきたいと思います。
eFAX(イーファックス)
「eFAX」の最大の特徴は、業界最大手 利用者数6万件以上 ということです。
やはり、利用者ボリュームは最大の強みで、新しい利便性の追求など業界を牽引して行く企業となっています。
出典:eFAX(イーファックス)公式サイト
どこでも手軽にファックス インターネットファックスなら【eFax】 公式サイト
登録手数料 | お支払いプラン | 受信 | 送信 | お支払い方法 |
1,000円(税込1,100円) | <月払いプラン> 1,800円/月 (税込1,980円) <年払いプラン> 18,000円/年 (税込19,800円) |
毎月150ページ まで無料 (151ページ目以降) 10円(税込11円)/ページ |
毎月150ページ まで無料 (151ページ目以降) 10円(税込11円)/ページ(国内) * 1ページは60秒ごと に計算されます。 |
クレジットカード 銀行振込 口座振替 |
受送信デバイス>> PC、スマホ、タブレット
送信可能なファイル形式
- Microsoft>> エクセル、ワード、パワーポイント 新旧拡張子
- Adobe>> PDF
- 画像系>> GIF87a・89a Jpg TIF PNG
<eFAXのサービスの特徴>
全国共通050番号以外に、日本全国47都道府県すべての市外局番を取得することができます。(主に県庁所在地の市外局番)
新しいFAX番号を申し込み画面上で選べる
メールとアプリでFAXの送受信ができる
サポート体制が充実している
複数(最大5つ)のEメールアドレスでFaxを受信できる。
世界の46カ国3,500都市でFax番号が提供されている。つまり海外FAX送信が簡単に出来る。
eFAX登録のEメールアドレスから最大50のFax番号に対して、同時送信することができる。
どこでも手軽にファックス インターネットファックスなら【eFax】 公式サイト
運営主体
会社名 | j2 Global Japan 有限会社 |
所在地 | 〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町2丁目2番2号 神田パークプラザ5階 |
電話番号 | 0120-914-915 (テクニカルサポート) |
メッセージプラス
「メッセージプラス」は受信料完全無料が最大の特徴です。
更に、「完全ペーパーレス化」です。
受信FAXに記述回答し返送する際、一旦印刷せずに受信FAX画面で文字記述が出来、
そのまま回答返信できる機能があります。
出典:メッセージプラス公式サイト
サービス名 | 初回事務手数料(税込) | 月額利用料(税込) | 年間支払総額(税込) | 備考 |
メッセージプラス 月払い |
1,100円 | 1,045円 ※初月無料 |
12,595円 | FAX受信無料 FAX送信に16円/枚、15ポイント/枚 ※メッセージプラス同士は無料 |
メッセージプラス 年払い |
0 円 | 月額換算 871円 |
10,450円 |
受送信デバイス>> PC、スマホ、タブレット
FAX送信出来るファイル形式
- Office系>> Microsoft Word、Excel、PowerPoint
- 画像系>> PDF、TIFF、JPEG、PNG
- 一般>> テキスト(.txt)
※ 一度にFAX送信できるファイル数は、1ファイル(5MBまで)
受信FAXのファイル形式
>> PDF、TIFF、PNG
※ 一度にFAX受信できる枚数は、50枚です
完全ペーパーレス化とは
<メッセージプラスのサービスのその他の特徴>
メッセージプラス同士の受送信は無料
年払いにはFAX送信ポイント3,000pt=3,000円相当付
専用電話番号でFAXだけでなく、留守番電話機能もある。
FAX・留守電・eメールを統合管理できるWEBメール機能がある。
送信履歴は3か月間、内容確認は最新100件可能
電話帳の保存件数1,000件
動作ブラウザはnternet Explorer 11以降 / Google Chrome(最新版)/ Safari(最新版)(Edgeは除きます。)
運営主体
会社名 | 株式会社アクセルコミュニケーションズ |
所在地 | 〒465-0024 愛知県名古屋市名東区本郷二丁目218番地 |
電話番号 | 050-3533-1212 |
MOVFAX(モバックス)
「MOVFAX」は、実績29年、累計30,000万社の実績から生まれた、信頼の国産サービスです。
日本工業規格「JIS Q 15001 個人情報保護マネジメントシステム-要求事項」に適合し、「プライバシーマーク」を取得しています。(2007年7月25日取得)
総務省の「クラウドサービスの安全・信頼性に係る情報開示指針」に基づいた「ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開示認定制度」の認定を受けています(2021年11月22日認定)
出典:MOVFAX(モバックス)公式サイト
プラン | 個人事業主・SOHO・小規模オフィスに最適 MOVFAX スタンダードプラン |
受注業務など複数人で共有したい法人様に MOVFAX プレミアムプラン |
初期費用 | 1,000円(税込1,100円) | 1,000円(税込1,100円) |
月額基本料金 | 980円(税込1,078円) (月額基本料金30日分割引) |
3,980円(税込4,378円) (月額基本料金30日分割引)※ |
受信料金 | 1ヵ月1,000枚まで無料 1,001枚以上:8円(税込8.8円) |
1ヵ月1,000枚まで無料 1,001枚以上:8円(税込8.8円) |
送信料金 | 1送信2枚ごとに8円(税込8.8円) (通信時間条件無し) |
1送信2枚ごとに8円(税込8.8円) (通信時間条件無し) |
※ユーザー(サブID)を4つまで作成することが可能です。6つ以上のIDを利用されたい場合は、ご契約FAX番号のメニュー画面より新たに追加購入することが可能です。(追加購入:5ID単位 1,000円(税込1,100円)
受送信デバイス>> PC、スマホ、タブレット
FAX送信出来るファイル形式
- PDF(対応バージョン:1.7まで)/ 拡張子:pdf
- Word(対応バージョン:Office 2010、2013)/ 拡張子:.docx
- Excel(対応バージョン:Office 2010、2013)/ 拡張子:.xlsx
- PowerPoint(対応バージョン:Office 2010、2013)/ 拡張子:.pptx
※ 一度にFAX送信できるファイル数は、255枚(256枚以上の時は送信されません)
受信FAXのファイル形式
- PDF/TIF(複数ページの場合はマルチTIF)/JPG
※ 一度にFAX受信できる枚数は、90枚です
<MOVFAXのサービスの特徴>
FAXの一斉送信や帳票の送信、郵送DMなど、MOVFAX当社他サービスとの連携パッケージングも容易です。
FAX一斉同報サービス「L-net」、FAX自動帳票送信サービス「AUTO帳票」、DM印刷・発送サービス「Print&Post」
受信したFAX原稿は、パソコンなどの画面上で文字や図形の挿入・編集作業ができます。
(プレミアム版)アドレス帳へ送信者情報を登録する際に、振分けフォルダを指定することで、登録者からのFAXは着信時、指定フォルダに振分けられます。
アドレス帳保存件数 は、タンダードプラン:2,000件 プレミアムプラン:3,000件
動作環境は、Internet Explorer 11以降 / Google Chrome(最新版) / Firefox(最新版) /Safari(最新版)です。
運営主体
会社名 | 日本テレネット株式会社 |
所在地 | 〒604-8171 京都市中京区烏丸通御池下る 井門明治安田生命ビル8F |
電話番号 | TEL: 075-211-3441 (代表) |
秒速FAX
「秒速FAX」は送信部分の「秒速FAX送信」、受信部分の「秒速FAXPlus」からなっています。
送信専用または受信専用だけで利用したい場合は個別契約も可能です。
出典:秒速FAX公式サイト
【 秒速FAXplus 受信プラン 】
プラン名 | 初期設定費用 | 月額料金 | 受信単価*1 | 登録可能メールアドレス数 |
SOHO | 1,100円 | 520円 | @8円 | 1個まで |
---|---|---|---|---|
ベーシック | 840円 | @3円 | 3個まで | |
ビジネス | 1,030円 | 無料*2 | 20個まで |
*1…1ページ毎にかかる受信単価
*2…月間数千枚以上の場合は事前に相談してください
※FAX送信に関しては、初期・月額ともに無料の秒速FAX送信をご利用くださいませ
【 秒速FAX送信 送信プラン 】
入会金・初期費用0円 月額基本料金0円
送信枚数*1 | 1ページ送信単価(税込) |
~5,000枚 | 10円 |
5,001枚~10,000枚 | 9円 |
10,001枚~50,000枚 | 8円 |
50,001枚~ | 7円 |
*1…前月1日から月末までを1区切りとして集計
受送信デバイス>> PC、スマホ、タブレット
FAX送信出来るファイル形式
添付可能ファイルは原則PDFファイル
- ワード、エクセル、JPG、GIF等も添付可能となりますが再現性が正確ではない為、ご利用は推奨しておりません
- PDFファイルでもフォントデータが埋め込まれたものでない場合、文字抜けが起きる場合があります
受信FAXのファイル形式
- PDF 受信したFAXデータをサーバー内で自動的にPDFデータに変換
※最大100件60日以内のデータのみ保管され、期限や上限を超えると古いものから破棄されます
<秒速FAXのサービスの特徴>
受送信が別建てになっている。
利用代金支払いは、Toonesポイント(1pt=1円)での前払式
秒速FAXPlusのビジネスプランは最大20個のメールアドレスを登録できる。
秒速FAX送信では、日時を指定してFAXを配信することが出来る。
FAX送信データ(日時、相手先電話番号、送信アドレス、枚数)を過去最大60日分までダウンロードする事が可能
送信先グループを作成でき、1グループに付き最大300件までFAX番号を登録する事が可能
運営主体
会社名 | 株式会社Karigo |
所在地 | 〒104-0061 東京都中央区銀座7-14-15 |
電話番号 | 050-6861-1726(Toonesサービス専用ダイヤル) |
jFax(ジェーファックス)
運営は、eFAXと同じ企業が行っています。
jFAXは、eFAXのEメール送受信専用版的なサービスになります。
jFAXとして、eFAXとの利用料金での差別化は疑問符・・・ 考え方はそれぞれです。
出典:jFax(ジェーファックス)公式サイト
登録手数料 | お支払いプラン | 受信 | 送信 | お支払い方法 |
1,000円(税込1,100円) | <月払いプラン> 990円/月 (税込1,089円) <年払いプラン> 11,800円/年 (税込12,980円) |
毎月100ページ まで無料 (101ページ目以降) 10円(税込11円)/ページ |
毎月50ページ まで無料 (51ページ目以降) 10円(税込11円)/ページ(国内) * 1ページは60秒ごと に計算されます。 |
クレジットカード 預託金あり |
受送信デバイス>> PC、スマホ、タブレット
FAX送信出来るファイル形式
- Microsoft>> エクセル、ワード 新旧拡張子
- Adobe>> PDF
受信FAXのファイル形式
受信可能ファイルはPDFファイル
- 登録したメールアドレスに、ファックスが届きます。
<jFAXのサービスの特徴>
受送信ともEメールを使って行う。添付ファイルはPDFのみとシンプル
専用アプリを利用しないので、ストレージ容量の少ないスマホには優しい。
受信用のメールアドレスは最大5件まで登録できます。
運営主体
会社名 | j2 Global Japan 有限会社 |
所在地 | 〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町2丁目2番2号 神田パークプラザ5階 |
電話番号 | 03-6758-0852 (テクニカルサポート) |
faximo(ファクシモ)
mail to fax機能 使い慣れたメールソフトでFAXの送信・受信をすることができます。
iPhone・AndroidアプリでFAXの送信文書作成から送信、受信確認まで、簡単に操作することができます。
出典:faximo(ファクシモ)公式サイト
登録手数料 | お支払いプラン | 受信 | 送信 | 備考 |
1,080円(税込1,188円) | <月払> 1,080円/月 (税込1,188円) <請求書レス> 940円/月 (税込1,034円) |
毎月1000枚 まで無料 (1,001枚目以降) 9円(税込9.9円)/ページ |
14円(税込15,4円)/ページ(国内) | 送受信FAX画像をダウンロードしたログをダウンロード可能です。(問い合わせ) |
受送信デバイス>> PC、スマホ、タブレット
FAX送信出来るファイル形式
- Microsoft>> Excel 拡張子 .xls / .xlsx / .xlsm Word 拡張子 .doc / .docx
- Adobe>> PDF
- 画像系>> 5MB未満を目安として添付してください。
JPEG 拡張子 .jpg / .jpeg
TIFF 拡張子 .tif / .tiff
JPE 拡張子 .jpe
JFIF 拡張子 .jfif
TEXT 拡張子 .txt
※Microsoft Office対応バージョン 2007、2010、2013。(2000、2003はfaximoのサポート対象外です)
受信FAXのファイル形式
- Tiff形式・PDF形式・パスワード付PDF形式・添付ファイルなし
から選択可能(faximo管理画面にて設定)
<faximoのサービスの特徴>
同報送信機能(1件のメールに宛先を複数指定して送信可能)
送信元アドレス追加(送信元として使えるメールアドレスを3つまで設定可能)
送信用紙サイズ(最大B4サイズまで対応)
受信FAX転送(受信したFAX添付メールを2箇所まで転送可能)
複数ページ受信(複数枚数のFAXを受信可能(50ページまで))
受信用紙サイズ(最大A3サイズまで対応)
メールタイトル設定(FAX添付メール受信時のメールタイトルに予約語の挿入などの編集が可能)
運営主体
会社名 | 株式会社エディックワークス |
所在地 | 〒101-0003 東京都千代田区一ツ橋2丁目5-5 岩波書店一ツ橋ビル 11階 |
電話番号 | 03-6880-1100 |
インターネットFAXサービス選定のまとめ
電話回線型のFAX機からの「インターネットFAX」への切り替えは、
「インターネットFAX」が何者かがハッキリわからない中で行うのはよくありません。
外勤、内勤の方にとっても、どちらにも便利になるサービスですので安心して移行していただいて良いでしょう。
ただ、問題はどのサービス会社と契約するか、その1点に絞られると思います。
それは、今現在使っているFAXの利用がどうなっているかを見て、その条件でコスト計算をしてください。
ただ単に、「1通いくら」とか「基本料金いくら」だけを見て判断すると、コストの火傷を負うことになります。
注意しましょう。
本文のコスト面での結論は
FAXの送受信を月に1,000枚以上使われる方は、
「MOVFAX」 |
ほぼ少ないFAX利用月に送受信100枚以下という方なら、
「eFAX年払い」 |
になりました。
今回の記事はここまでです。最後までご覧いただき有難うございました。