こんにちは、じゅんぱ店長(@junpa33)です。
今回は、紆余曲折しながら今、メインで使っているプリンターの話題についてです。
今まで幾つかの機種を使って来ましたが、現在一番フィットしているプリンターについてです。
業務作業で、プリンターの存在は大きいですから、その機械トラブルなど一番気を遣う所です。
その前に、このプリンターのおかげで上手く作成できている書類についての記事はこちら↓になります。
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NEC Color MultiWriter 5800C がお悩み解決
プリンターメーカー多々ある中で、「NECプリンター」の記事をご覧いただいているということは、
その他のメーカーでは、「何かちょっと違うかなぁ」と思っている方もおられるのではと思います。
「汚れてプリントされる」とか「LAN接続が上手くいかない」とか「Wifiで繋ぎたい」、「デカすぎる」、「重すぎる」
などなど、不満をお持ちだと思います。
店長も全く同じそのことで、イラッとして不満を持ったりしていました。
そんな中ある偶然、NECのプリンターに出会って問題が一挙に解決することになりました。
これだけの機能と価格(実売価格)のユーザー的バランスの取れたプリンターは他に見つけることが出来ませんでした。
NEC カラーレーザープリンターColor MultiWriter 5800C
今までのプリンターの何がダメだったのか
業務用に使うプリンターとしては、今までA3サイズのレーザープリンターをずっと使って来ました。
もちろんWebサイトからの購入で、メーカーとの維持管理契約なしの4~5万円の機種を選択していました。
早ければ1年でプリントに黒い筋が入ってきたり
その内トナーが ”ボールペンのインクボテ” のようにプリントに染み付くようになりました。
これは主に、リサイクルトナーを使うことが原因だとわかってきました。
C社の純正トナーはほんの何回かの購入でプリンター本体代金を突き抜けてしまいます。
E社のレーザープリンターは純正品だけを使っていましたが同じことが起こりました。1年+αの使用で。
B社はぺらプラのトレイが「パキッ」と取れてしまいました。(自分の使い方が悪かったのでしょう?)
LAN接続が上手くない
これはOSのバージョンアップや、一旦PCとの接続リセットしたいときに、
うまくLANのネットワークに入ってこなかったことがありました。
後の話にもつながっていきますが、事務所模様替えなどの時に「往生しました」。
Wifi接続が標準セットされていない
今どきは社内ネットワークに接続機能のないプリンターは購入対象ではありません。
ただ「無線LANの機能付き」を検討する場合、それが機種グレードの区別にもなっていて、
価格アップの原因になっています。もしくはオプションパーツ購入で可能になるとかが普通です。
デカすぎる。重すぎる
A3サイズのプリンターを購入していましたので当然と言えば当然です。
搬入に運送業者さん以外はとても一人で持てるような代物ではありません。
キャスターの無いラックに置いたてもらったが最後、一人では移動不可、
人手が無いと自分周辺の模様替えすらままなりません。
トレイの用紙収納枚数
基本、購入予定価格的にオプショントレイを追加する予算はありませんので、
希望は一度にA4サイズ500枚収納ですが、その候補機種の中で一番たくさん収納できるものを選んでいます。
ここは各メーカー大差はないと思います。
カラープリントの再現性
ここは業務利用なので、細かい要求はありません。
各メーカーそれ程不満はありませんでした。
嘘のようにこれらの問題が解決されてしまいました。
NEC Color MultiWriter 5800Cを実際に導入してみて、これらの不満点が嘘みたいに一挙に解決してしまいました。
その上、よく使う「ユーザー定義用紙」の設定も簡単に行えることで非常に助かっています。
領収書発行や銀行用紙印刷、封筒印刷を行っているので、非常に重宝な機能になっています。
解決策MultiWriter 5800Cの装備機能を紹介
NEC カラーレーザープリンターColor MultiWriter 5800C を使いだせば、このような不満点は解決すると思います。
A3サイズのプリントが必要なユーザーさんも多いとは思いますが、業務の普段使いは多分A4サイズが多いでしょう。
A3プリンターがトラブってA4プリントもうまくいかなくなって「イラッ」としている人も多いはず。
自分は普段使いはA4サイズまでがメインですので、現在はこのサイズのプリンターが中心で使っています。
機種価格は
この「Color MultiWriter 5800C」はA4プリンターですので、Web価格は2万円台半ばになっています。
(2020年9月末時点価格COM調べ ¥23,100)
カラーレーザーA4プリンターとしても全く高額でない、むしろ安い機種になっています。
NEC カラーレーザープリンターColor MultiWriter 5800C
同じ低価格のレーザープリンターといっても、
CANONやEPSONのローコスト版は、その言葉の通りいかにもローコストで作っています。
が、NEC「Color MultiWriter 5800C」は、本来の価格が8万円です。
元々8万円の機種で実売が2万円台というのは、非常にお買い得かと。メーカーの戦略的ローコストだと思います。
価格サイトのクチコミやレビューを見ても、一定のNECファンもしっかりいますし、使用した評価も結構高いです。
純正トナーは
純正トナーの型番は、
トナーカートリッジ色 | 型番 | メーカー希望価格 | 印刷可能枚数 |
イエロー | PR-L5800C-11 | ¥8,400 | 約2,000枚 |
マゼンダ | PR-L5800C-12 | ¥8,400 | 約2,000枚 |
シアン | PR-L5800C-13 | ¥8,400 | 約2,000枚 |
ブラック | PR-L5800C-14 | ¥6,000 | 約2,000枚 |
トナー価格もメーカー価格で比較して他社よりも少し安くなっています。
自分はトナーでは痛い思いがありますので、リサイクルトナーはお勧めしません。
トナーカートリッジの交換作業は、本体前面で行うことが出来ます。
使いずらいところといえば、
トナーカートリッジを補充する場合に、業務用プリンター機種ですので、
実店舗在庫などはあまり期待できません。Webで購入がメインになります。販売サイトはある程度限定されます。
リサイクルトナーでも良いのではと思われる方もおられるとは思いますが、
カートリッジからのトナー漏れが一度でもあれば、ローラーなどプリンター内部の部品汚染によって用紙汚れが発生します。
以前からリサイクルトナーには痛めつけられていますので、今はそこでのコスト削減ではなく、純正を使っています。
手間暇コストを比較して、ここはもう少々高くても純正品が一番の選択。一度痛い目にあった人だと納得のところかと。
例えばブラックトナーはこちら日本電気 トナーカートリッジ(ブラック) PR-L5800C-14
社内LAN接続は
早くから有線LANポートだけでなくWifi接続対応をしていました。
この機種も、排他接続で有線LANと無線LAN両対応しています。
そもそも、NECはルーター(ネットワーク接続機器)を 製造している側のメーカーですので、Wifi接続に安定感があるのは当然です。
スマホとの接続は
iPhoneとiPadからのプリントアウトをしたいので、Wifi接続に設定しています。(設定はボタンを押すだけです)
この設定をしていれば、特に他のアプリを入れることはしなくてもOKです。
iPhoneの場合、
写真アプリで保存のプリントしたい写真を出して、アップロードアイコンから開くプリント項目でこのプリンターを指定するだけです。
大きさの妥当性
大きさは、おおよそ 幅 420mm x 奥行き 466mm x 高さ 470mm になっています。
キャビネットを利用する時はプラス方向に大きさが変わります。
重量は約24kgです。
机に設置する場合も丁度サイズ、重さ的にもどっしり感があり、言うほどの不満点は見当たらないのではと思います。
実使用場面では
標準トレイ・手差しトレイ
A4サイズの用紙が250枚です。これはこのサイズの機種では標準的で、不測の場合はトレイの追加をしましょう。
手差しトレイには50枚入れることが出来ます。
自分の場合は、領収書用のA6用紙を指しています。一回分のプリントには十分な量です。(利用用途によりますが)
プリント中止ボタンの機能
「プリント中止ボタン」が付いています。
他のメーカーのプリンターにも中止ボタンが付いていますが、押すタイミングによってはイマイチ効き目がありません。
このNECのプリンターは、
PCから印刷のデータ出力されプリンターにデータが流れた後でも確実に印刷を停止することが出来ます。
自分の経験では、C社、E社、B社とも印刷が始まってからは途中で止めることが出来ませんでした。
(そのために大量の用紙を無駄にしたこともありました。)
簡単に設定できる「ユーザー定義用紙」
このブログでも紹介しています、デフォルトで登録されていない用紙設定の方法を説明します。
手順的には他のいろんなプリンターとそれ程変わりがありませんが、設定のUIは非常に使いやすくなっています。
NEC「Color MultiWriter 5800C」の用紙設定でユーザー定義サイズを設定する方法は、
プリンターのプロパティを表示します。
用紙の現行サイズからユーザー定義用紙を選択します。
ユーザー定義用紙の設定フォームで、項目を入力します。
新しい用紙名で登録にチェックを入れ
用紙名を記入します。
単位をミリにして、短辺と長辺のサイズを入力
他のユーザーと共有するをチェック
登録ボタンを押します。
OKをクリックしてウインドウを閉じます
あとは、プリンターのプロパティで原稿サイズを今設定した用紙名とします。これで完了です。
印刷品質は
両面印刷の機能があります。
印刷スピードは、同等他機種に比較して、片面A4カラーで28ページ/1分と結構早くなっています。
印刷出力は高解像度のハイエンドモデル並みに設定されています。
階調モードも4段階の設定が可能です。「通常モード」・「ややうすい」・「うすい」・「かなりうすい」
プリンタードライバーの使用感も非常によく、実際ユーザー評価もよさそうです。
故障対応は
1年間の無償出張修理の対応機種になっています。(各修理規定を確認してください。)
メーカー保証後も有償での出張修理対応があります。(年間保守契約あり)
購入価格的に考えて、保守よりも買い替えの方が安くなることが多いかとは思います。
NEC Color MultiWriter 5800Cの充実度まとめ。
ご存じのように、プリンターはいろいろな機種がたくさんあります。
ビジネスにも使いたいとお考えなら、やはりレーザープリンターを選択したいところです。
インクジェットもビジネス向けのものもありますが、印刷用紙に依存するところも多く、思った様に印刷できないということもあります。
自分が実際に使用している中でのレビューをもう一度簡単にまとめると、
- 結構、プリンタードライバは使いやすい。
- 両面印刷機能が付いている。
- トナー節約モードという設定があり「通常モード」・「ややうすい」・「うすい」・「かなりうすい」の4段階を選択できる。
- 印刷スピードが速い(EPSON LP-S6160より)。スタンバイモードへの移行が速いが、スタンバイからのウエイクアップも速い。
- 手差しトレイが普通紙で50枚可能。サイズ違いの用紙へのチョットした量の印刷に便利
- トナーカートリッジ交換がメチャクチャ楽です。
- 「プリント中止ボタン」が付いているので、確実に印刷中止が出来る。PCから印刷データがプリンターに送られ、印刷が始まった途中で印刷を中止するには、この”赤色ボタン”を押せば一発で印刷が停止します。(CANON、EPSONではこうはいかない。いままでは無駄紙を覚悟していました。)
- 社内(家庭内)ネットワークの接続で、有線LANとWiFi(無線LAN)の両方付いています。排他利用です。
- たとえばiPhoneで撮った写真も、WiFiがつながっていればダイレクト印刷が出来ます。
- 印刷用紙のユーザー設定画面は扱いやすい
- 印刷品質は良質
と言った便利点があると思います。
NEC トナーカートリッジ
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NEC カラーレーザープリンターColor MultiWriter 5800Cの価格詳細を見る
蛇足 プリンター使用履歴から分かったこと
元々、パーソナルユースとしてはインクジェットを使っていました。
昔はインクの種類が「染料」と「顔料」の2種類があり、プリンターのタイプとしては、普通価格の「染料」タイプを使っていました。
雨降りの正月年賀状は、水に滲んで見れたものではありませんでした。ちなみに「顔料タイプ」は業務用商用の高級プリンターでした。
当時にビジネス書類用で使っていたものは、レーザープリンターのCANON LBP-3000です。
これは今現在も、現役で利用しています。15年前発売のプリンターです。
現在のプリンターは、用紙設定サイズとトレイの用紙サイズが違えば、エラーが出て印刷してくれませんが、
このLBP-3000は、用紙サイズが違ってもお構いなしにトレイの用紙を吸い取って印刷してくれます。
ある意味今でも、非常に便利な機能です。
その後さらに、ブラザーのレーザープリンターやCANONのレーザープリンター、EPSONのレーザープリンターを使いました。
リース契約のメンテナンス付きビジネス機種なら非常に安心だとは思いますが、やたらリース代が掛かってしまうので、
低価格のA3カラーレーザープリンター(言っても4~5万円はしますが)を使っています。
これはあくまでも利用者の経験からの話ですが、
ブラザーは作りが柔らかく丁寧に扱う必要があります。ストッパーの爪が折れたりすることが多いかもしれません。
EPSONは、インクジェットがおすすめです。レーザーの方は純正トナー交換数回目にしてトナー漏れあり使用1年にしてお釈迦になりました。
CANONはさすがにレーザーはしっかり作っていました。トナーカートリッジが高額なのでリサイクル互換を使っていましたが、互換トナーがトナー漏れを起こしプリンターがダメになりました。
トナー漏れを起こしてしまったら、結局部品交換が必要になります。(ちなみにその部品は、4万円以上します。)
そして学んだことは、このような低価格のレーザープリンターを長く使うためには「トナー漏れを起こさせない」ことだと。
「ネット通販Aのリサイクルトナーには手を出さない。」、「EPSONのレーザーの純正トナーはリサイクル品質レベル」ということだと。
最後までお読みいただきありがとうございました。